なんか未だに立ち直れないですわい。
壊れたのは白い重晶石に載ったバナジン鉛鉱でした。それ、同産地の同じタイプを既に持っているんです。でも真っ白のバライトの端っこに大きな赤い結晶が付いている姿がまるで雄鶏のようで、それが気に入ったので落札したんです。それなのに、それなのに、立派なトサカが取れてしまって…とても可哀想です。


とほほ…は重なるもので、GWSのピアスがこないなぁと思っていたら、なぜか大西洋を越える郵便が20日間もかかった上、ダブルフレアのはずが間違えてシングルフレアが入っていました。ががーーーーん。でも好青年社長にメールしたらすぐに作って送ってくれるとのこと。手元のシングルフレアも送り返さなくてよさそうな雰囲気なので、これはもしかしてトクしちゃったか?最近通販で連続して間違いがあったGWSですが、対応が早いし良心的なので愛用し続けるつもりです。なんせ、ここのパイレックスピアスは体に優しいので手放せません。耳以外にも付けてたら気持ち良さそうだなぁ。
ただ気になるのは、コスト削減のためなのか最近紙箱を省略してるのよね。以前はすごく丈夫な紙箱に、バブルラップで包んだジュエリー入れて発泡スチロールを入れて動かないようにしていました。いつも完璧な梱包に感心したものです。今は厚紙の封筒にバブルラップで包んだジュエリーを直接。小さいものなのでめったに壊れないし、よそでもピアスの梱包なんてそんなものです。最初から全てを丈夫な箱に入れるより、万一破損の場合にのみ送りなおすほうが、安上がりなのでしょう。(下手すると人間の命もお金優先の考えではそういう扱いだったりしますからね。)


しかし、しかしですよ。世界に1個しか無い標本はちゃんと梱包して欲しいです。(人間の命もね。)何があっても絶対壊れないように。替わりは無いんです。お金返してくれても、壊れた標本は帰ってきません。しかも、今回は返金とかナシなんですよ。
日本のお店は全部きちんとしているのでいいですが、こっちはいい加減な人が多いです。欧州のだめ梱包の鉱物屋さんたちは、メールの返事が早くて梱包が丁寧で立派なオマケを呉れるオランダの瑪瑙のおっちゃんの爪の垢を煎じて飲むべき。