麻酔なしでピン抜き
子供の骨折治療に関してです。あまり詳しくないですが、手術日の話はhttp://d.hatena.ne.jp/keitoubox/20061006にあります。
このピンが上腕部の骨に刺してあったです。刺すのは全身麻酔でしたが、抜くのは局部麻酔すらナシ。滅菌パックから取り出したプライヤーで一気に引き抜きます。子供が泣き叫ぶかと覚悟していたのですが、先生の早業にきょとんとしています。そのままあと2本抜いて、おわり。身構えていたのに拍子抜けしてしまいました。ビヨルン先生ありがとう!小児の医療には力を入れているだけあって、さすが名医です。
少し驚いたのですが、最初の手術後も、ピン抜き後も、抗生物質の投与はありませんでした。なるべく使わない方針なのでしょう。耐性菌がガンガンできちゃ困るもんね〜。手術後もピン抜き後も、数日後に少し熱が出ましたが、指示通りに市販の鎮痛解熱剤を与えてなおりました。
滅菌はしっかり、技術もしっかり、あとは慌てず自然の治癒力にまかせる。麻酔や抗生物質は乱用せず。最新医療とピアッシングは同じ理念だなぁと思いました。
以前も書きましたが、ピンの素材は(Gさんのところでもメインにしている)ステンレススチールです。大きさがわかるようにヘソピアスと一緒に写真にとって見ました。