伝統のクジラ猟を行って少数民族が逮捕される(米)

非常にむかつく事件がありました。伝統の捕鯨のどこが悪い!
沿岸警備隊は、連邦政府の許可なくコククジラ1頭を殺したとして、ワシントン州に住む少数民族マカ族の5人を逮捕した。
AP通信などによると、マカ族はもともと捕鯨で暮らしていたが、乱獲などが問題となり、1920年代以降、捕鯨を禁止された。99年に国際捕鯨委員会(IWC)が毎年5頭の捕獲を認めたが、動物保護団体が提訴し、再び捕鯨ができなくなっていた。このため、5人は強行手段で捕鯨再開を訴えたとみられ、8日に同州沖合でモリとライフル銃で全長10メートル弱のコククジラ1頭をしとめたという。
5人のうちの1人は地元紙に、「(捕鯨を)恥とは思わない。私は捕鯨一族だ」と語った。沿岸警備隊はすでに5人を部族の警察に引き渡しており、最高で禁固1年の刑を受ける可能性がある。(2007年9月11日19時20分 読売新聞)

命がけで食物を得るのは尊いことです。環境保護の観点から考えても、動物愛護団体のへなちょこどものライフスタイルが、少数民族の伝統に勝るとは到底思えないです。口出しすんなよ。

マカ族のクジラ猟のようす。磯良タンたちみたい〜
http://www.makah.com/whalingtradition.html
一度失われた伝統を取り戻すのは、大切なこと。
http://www.makah.com/whalingrecent.html
「恥とは思わない。私は捕鯨一族だ」  ううーん、かっこいい。