今週のお題「雪の日の思い出」

日本の高速道路で事故に巻き込まれた思い出です。
その日、周りはスキー場へ向かう車が多かった。ちょっと意外に思ったのは、みんな雪のあるところを目指しているのに冬タイヤを履いてないんですわ。だからでしょうか、長いトンネル(を抜けたらそこは雪国だかんね。これ日本の常識だから。)の前に、おまわりさんが一台一台タイヤをチェックするわけよ。(おいおい子供じゃあるめーし、とか思ったけどさ。)そんでサマータイヤの人は、チェーン装着場に誘導されます。皆さん、みぞれの降る中ベショベショの地面にヒザをついて苦労しておられました。
チェーン着脱なんてめんどくせーじゃん。そういうシチュエーションだとまず地面は冷たくてグチャグチャ。明るいとも限らないしさ。私はそういう苦労は絶対にイヤなので、予めスタッドレスの冬タイヤに交換してました。タイヤ交換は天気の良い昼間に乾いたところでやれるし、もっとラクしたいならガソリンスタンドでやってもらえば良いしさ。
で、トンネルぬけると本格的に雪なんだけど、なぜか時々道端にチェーンが落ちています。外れちゃったのでしょうか…恐ろしいですね。そして暫く行ったところで、私の前の車が急にナナメになり、磁石にひきよせられるみたいにツツツーと隣の車線の大型トラックにスローモーションで突っ込んで行きました。
うへぁーこれは私も多重衝突に巻き込まれるのかぁー?!と思ったんですが、私の車はシッカリ停まってくれました。瞬間に「じゃ後ろから突っ込まれるな」と思わず首をすくめたのですが、後ろの車も停まってくれました。ラッキーでした。
多重衝突の心配が無くなった時点で外に出て、大破した乗用車を見に行ったんですが、運転席のパパぐったり、ママ大騒ぎ、子供大泣きで、パパ以外はぴんぴんしてました。トラックの運転手さんが毛布を持ってきて、みんなに掛けてあげてました。(あとで聞いたら、皆さん大した怪我ではなかったようで、何よりでした。)そして…一つのタイヤにチェーンが着いていませんでした。事故のショックで外れたのか、外れてしまったから事故がおきたのかは不明ですが…。
雪のあるところに行くなら、冬用のタイヤに交換してくださいね!絶対ラクですし、こういう事故も防げます。