おばさんのなつやすみのじゆうけんきゅう

オランダArcenの瑪瑙にハマっているのですが、同じ場所で採れた珪化木*1もゲットしました☆

茶色のごく普通のタイプですが、なんか持った感じが重いんですよ。気になったので目の前にあったものと比べてみました。他の珪化木や瑪瑙よりは確かに重く感じる。でもバナジン鉛鉱よりはぜんぜん軽い。レインボーガーネットよりも軽い。
(ご注意:この先、自分用メモみたいなものなので、飛ばしてdoubletさんのコメントだけ読んだほうがいいですよぉ)
見た目の大きさに対して持った感じが重い・軽いというのは、体積に対する重さで「密度(density)」っちゅうものらしい。*2調べてみると、バナジン鉛鉱が6.88 g/cm3、ガーネット類は3.582 から4.318、奈良県のレインボーはアンドラダイトに近い元素組成ということなので3.859 、玉髄2.6 g/cm3、オパールが1.9 - 2.3 g/cm3。二酸化珪素は2.2 g/cm3だそうですが、石になるときに構成がスカスカだったりギッチリだったり他の物が混ざったりで重さが変わるんでしょうな。オパールは密度1であるH2oも入っているし…。(でもなんで二酸化珪素より重い場合があるのかなぁ。)

珪化木は二酸化珪素って書いてありましたが、木って他の石にはならないのでしょうか?貝の化石だったら方解石やパイライトがあることは知っている。方解石は比重(密度が見つからなかったが≒らしいので)2.7、黄鉄鉱5.0、黄銅鉱4.2。あと、藍鉄鉱化した化石というのもあるのですね。藍鉄鋼の密度は2.67 - 2.69 g/cm3。葉っぱが藍鉄鋼になるんだったら木もなっていいかも? ですが…方解石、藍鉄鋼だと玉髄よりちょっと重いけど、1平方センチメートルあたり0.1グラムの重さの差があるわけですが、そんなの手で持った感じではわからなさそうです。

ベースは玉髄であるけれど、混ざり物で重くなっている可能性もあります。何が入っているのでしょうか。珪化木の色は他の鉱物によるものだそうです。ここを見たら炭素や酸化マンガンで黒、コバルトやクロムや銅で青や緑、マンガンでピンクやオレンジ、酸化鉄で赤、茶、黄色の色が着くそうです。
茶色いから、酸化鉄が入っているのかな。酸化鉄の一種、ヘマタイトは比重が5.3。これで重いのかしら???

*1:二酸化珪素でないかもしれないので、「木の化石」と呼ぶべきかも。

*2:錯覚もあるから体積を測るべきでしょうけど、とりあえず。