サワードウ焼いてみた

寒冷地ではイースト菌を使わない別の発酵生地をパンに使っていたと聞いております。2週間ほど前にタネを貰ったので、お世話して増やして焼いてみました。ウィキペディアのサワードウの項

↑毎日かき混ぜてます。ブクブク泡が出てきます。4日ごとに砂糖、小麦粉、牛乳を入れるんですが、冷蔵庫には入れないんです。暖房が効いていて室温20度位あるんですが、腐らないのでビックリ。


↑まずはタネと一緒に回ってきたレシピ通りに作ってみました。(タネ200g、サラダ油150ml、卵3個、小麦粉350ml、塩小さじ1、BP小さじ3、砂糖250ml、りんご粗おろし2個分、シナモン小さじ2、砕いたチョコ100g)りんごやシナモンはいいとして、すごい量の砂糖とブロックチョコを入れるので、甘すぎるし生地の味がぜんぜんわかりませんでした。(子供には好評)


↑あっさり仕上げたいので、上記のレシピからりんご、シナモン、砂糖、チョコを省き、卵、サラダ油、塩、ベーキングパウダーを減量。(タネ200g、サラダ油100ml、卵2個、小麦粉350ml、塩小さじ1、BP小さじ1)大きな泡が空洞になったのは失敗。(子供の食いつき悪し)


↑さらにあっさりさせたいので、タネに小麦粉、BP、卵、レーズンのみを加えたもの。(タネ200g、卵1個、小麦粉350ml、BP小さじ1、レーズン適宜、170度40分。)大きな泡を取り除くため、焼き型に入れたら下からマッサージ器を当てて泡を極力出してしまいます。これが今のところベスト。表面に張りがあってツヤツヤしています。モッチリした歯ごたえ、甘酒のような香りもあり、酒まんじゅうの皮を思い出した。最後がビール風味になるので、ちょっと違うんだなという感じ。(これも子供の食いつき悪し)


↑タネだけで焼いてみました。焼いている間はブクブクとすさまじく膨らむが、焼き上がりはしぼむ。歯にニチョニチョくっつく感じ。既に大量の砂糖が含まれて、かなり甘い。最初強く甘酒の香りがして、最後のほうは外国のビールみたいな香りになる。

メモ:タネを入れている容器のフチや、かき混ぜるお箸にタネがこびりついて乾燥してしまい、ロスが多い。その割りに凄く美味しいものでもない…。流行ってないのはそのせいかも。
9日目に5つに分割して、4人のお友達に上げる、という風に回ってきたのです。なので、食品チェーンメールという見方もあるようです。最初は子供が夢中でお世話していましたが、もう放置状態(笑)
サワーというけど、酸味はあまり感じられない。甘酒ビール風味のもっちりパンという名前がしっくりくるように思います。