pandemrixの副作用について

インフルエンザワクチンは種類がいろいろあるらしいですが、うちの家族が当地で接種を受けたのはpandemrixという名前でした。英語のウィキペディアに解説があったので、私が理解できて気になる部分だけですが要約してみます。日本のメディアでは副作用についてあまり書かれていないように思えます。私は医学は素人ですし、英語も下手なのですので、気になった方は検索してみることをお勧めします。

このワクチンを開発し特許をとった(2006年9月)グラクソ・スミスクライン社によると、副作用は次のとおり。

  • 非常によくある (10人に一人以上):頭痛。疲労感。注射を打った腕の痛み、赤み、腫れ、しこり。 発熱。筋肉痛、関節痛。
  • 普通にある (100人中1〜10人): 注射を打った部位が熱を持つ、かゆみ、打撲のような状態。異常な発汗、悪寒、インフルエンザ様の症状。首、わきの下、そけい部の腺(リンパ腺?)の腫れ。下痢、嘔吐、胃痛、吐き気。 かゆみ、発疹。 一般的な不快感。不眠 FRONT PAGE(フロントページの意味不明)。 じんましんを含む一般的な皮膚の反応。
  • 珍しい (1万人に1から10人 ):アレルギー反応によって起こされる、危険な血圧低下。適切な処置を受けない場合はショックに陥る場合あり。医師はこの可能性を考慮し緊急の手当ての用意をしておくこと。ひきつけ。激しい神経痛。血小板の減少、それにより出血や傷が起こる場合がある。
  • 非常に珍しい (1万人に1人未満):Vasculitis (血管の炎症で、皮膚の発赤、関節痛、腎臓の問題を起こすことがある。)。 encephalomyelitis (中枢神経の炎症)、neuritis (神経の炎症)、ギランバレー症候群として知られる麻痺…などの神経障害。

気持ち悪くなるとか、ちょっと熱出るとかはザラってことでしょうが、これで免疫作れるなら許せますね。血圧低下とか、血小板減少は怖い。千人に1人って、アタリの可能性ビッグじゃないですか。神経障害は1万人に一人以下の可能性…。
あれ?昨日は成分が全部書いてあったのに今は無い…。
【水銀入ってます】保存料で水銀は入ってます。注射の前に水銀アレルギーの有無を聞かれたそうですから。「わかりません」って答えたら、「魚は食べますか?魚には水銀が含まれているので、それを問題なく食べることができればあなたは水銀アレルギーでない」と言われたそうです。これって日本でも当てはまるのかぁ?北欧で魚っていえば、汚水の流れ込むバルト海産や、入り江で養殖されている鮭ですからね。
ちなみに水銀なしのワクチンもあり、妊婦さんに優先されるらしいです。(注射に一回分が封入されていて、保存料ナシになっている)事前にしつこく確認したほうがよさそうですね。

【卵やイヌの腎臓】これは卵を使って作られているので、卵アレルギーの人は事前に相談したほうがいいかも。卵の代わりに犬の腎臓を使って作られているワクチンもあるそうです。

とにかく接種を考えているならしっかり情報収集して危険性を知り、ワクチンの種類も確かめて、それから決断したほうが良さそうです。