亀治郎の義経千本桜 四の切

初めて面白いと思った歌舞伎は、猿之助さんの義経千本桜。何度も見に行きました。あの感動から20年以上経ち、猿之助さんも舞台に立つことはなくなり、もうあの狐には会えないのだと思っていました。


で、今わたしは東京滞在中なんですが、猿之助の甥である亀治郎さんが同じ役をなさるというので明治座へ行ってきました。亀治郎さんといえば数年前(調べたら2002年だったらすぃ)椿説弓張月で女によってたかってSMちっくな折檻をされるキョーレツな役(男)を観て以来、気になっていたエネルギッシュで個性の強い俳優さんです。(裏づけ取りたいのですが探せなかったので、もし記憶違いでしたらすみません。)
追記:亀次郎さんじゃなくて猿四郎さんでした!すみません!(2012-05-23)


舞台はですねー、声も台詞回しも猿之助さんによく似ていて感無量。遜色なくうまくって、そこにピチピチしたフレッシュさが加わっていて良かったです!くるくる回るところはすごく高速回転でしたし、宙乗りの動きもはつらつとしていて良かった。妖気は猿之助さんのほうがまだまだ上かな。でも、また会えた、という思いが湧き上がって非常に嬉しかったです。


行って良かった。通しでもやってほしいなぁー。