Stockholmミネラルショー

鉱物、化石、それらを使ったジュエリーのショー。


大学の地学教室?二階のホールが会場でした。斬新だが温かみのあるデザインの建物です。

 
会場内のようす。お昼が一番混んでいた。


ドーナツ状のホールの半分は空いていて、丸い木製ベンチできなこもちチョコを食べて休憩した。そういうもの結構重要だったりする。

【続き】会場の地図の写真で出展者数は確認できるのですが、詳細の記憶が全然だめです。がんばって思い出しますと、まずStockholmアマチュア地学友の会(主催者。地元鉱物の展示と福引コーナー)、Geological Survey of Sweden(地図、書籍販売)、地元鉱物収集家(展示と販売、お地味な石だが完全に趣味の世界なので安い。マニアの交流所。)3テーブルほどだったかな。標本屋さんでは、アクアマリンとブラックトルマリンばかりの店、隕石専門の店は見ごたえのある標本を展示していました。ロングバーンに来ていた魚眼石のおっちゃんとオレンジリバーのおっちゃんも居ました。あとは化石の安いのから高いのまで揃った店、安めのタンブルや研磨品も扱う鉱物屋さんなど。
用具屋さんは、ルーペ専門店一店のみ。とても賑わっていました。私も安いのを1個購入しました。チャック袋と整理用の箱を買いたかったのに、売っていませんでした。
天然石カボションのペンダントトップと、アーティスティックなカスタムジュエリーも多かったですね。チープなものは少なかったです。ルース石屋さんも複数あったかな。
ロングバーンのショーで沢山見た蒸着でオーロラ色にした水晶は、アートっぽいネックレスに使ってあるのを一点見かけただけでした。人為的にヒビを入れて色づけした水晶タンブルもなし。天然と紛らわしいものが無かったのは、もしや主催者が出品に制限を設けているのかなぁという印象がありました。

小ぢんまりしたショーでしたが、地元の鉱物地図や詳細を記した書籍(=宝の地図)は貴重です。地元の採集・収集家と会うこともできますし、大雑把に(もし細かく言われても私はわからんもんねぇ)とれた場所も教えてくれます。ショー自体はこじんまりなので日本から飛行機で行くほどではないと思いますが、この国の鉱物に興味のある方、ここで採集しちゃる、という方にはおすすめだなーと思いました。

【そのまた続き】今回はあまり沢山石は買わなかったです。

オレンジリバー水晶を5個、こはくを1個。350円〜1400円。これ全部で四千円ほど。オレンジリバーの水晶はどれもチャーミングで、手にとって選ぶのがとても楽しかった。他の鉱物だと、安いものは高いものと比べた場合に見劣りがする気がしますが、この子達は安くても安物ムードが無い。どれも味わい深く、個性があるので、あれこれと欲しくなってしまうんです。