原発事故:最悪の予想のとおり?

3月に目に付いたこっちの新聞の記事。
後者の話があまりに扇情的に思えたので、下書きフォルダに入れて放置してた。
ところがどうやら真実だったようなので、そのまんま出しますねー

DagensNyheter(最大手の新聞社)の記事(3月18日)
http://www.dn.se/chattar/chattarkiv/chatt-om-karnkraftsolyckan-i-japan
DagensNyheter原子物理学者のStephan Pomp氏と応用原子物理学の同僚によるチャット。
日本の原発事故について

Expressen(大衆紙。ちょっと扇情的かも。)(3月18日)
http://www.expressen.se/nyheter/utrikes/1.2364622/experten-det-ar-lika-allvarligt-som-tjernobyl
Frigyes Reischの談話、要点のみ
・事態はチェルノブイリぐらい深刻
・既に死者が出ているかもうすぐ出る
・日本は経済を守るために隠蔽している

DagensNyheterの対話でFrigyes Reisch氏に触れていることから、どうやらは彼は原発に対して厳しい人の筆頭らすぃ。

「事態はチェルノブイリぐらい深刻」今読み直したらレベル7だとこの時点ではっきり言ってますね。そうなっちゃいました。「日本は経済を守るために隠蔽している」についても周知のとおりです。

「既に死者が出ているかもうすぐ出る」についても、当たってそう。

原発作業員10人と連絡取れず…東電発表

東京電力は14日、3月の事故発生直後に福島第一原発で作業していた協力企業の作業員10人と連絡が取れていないと発表した。

 厚生労働省は13日、3月に作業した3726人全員の被曝(ひばく)量を20日までに評価し終えるよう、東電を指導している。
(2011年6月14日13時30分 読売新聞)
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連絡取れませぇ〜ん…うまい言い方があったものですね。

追記:Frigyes Reisch氏はスウェーデン原子力安全の専門家。スウェーデン原子力調査委員会(Statens kärnkraftsinspektion, SKI)に27年間勤めた。IAIEでも働いたことがある。国外で、深刻な原発事故の評価をどのようにするかについての原子物理学を学んだ。(訳が下手ですみません)
この記事での紹介)