っつーかさ

最近気になっているディスカッションの変な点

1.汚染地域の認識が間違っている
東北全部をひとまとめにして重度汚染地域よばわりって、おかしくないですか?
あの早川由紀夫先生(あえて刺激的な言い方をして煽って一般人も巻き込んで問題提起する手法の方。)ですら会津福島県)の野菜は安全と言うぐらいです。ぜーんぶ一緒くたは間違いだと思いますよ。

男は全員チカンだからお前もチカンだろう!私をいやらしい目で見てたわッ!ってオバサンに睨み付けられて詰め寄られた場合を考えてみてくださいね!少しは心情がわかるでしょ。(男性の場合のみですが、男性のほうが心情無視の決めつけが多いですから。←と一まとめにして決め付けてみた。嫌でしょー、こういうの。)

あと昨日の記事でも触れたが、放射性物質は空高く上がって風によって運ばれて雨で地面に落ちるので、ホットスポットと呼ばれる場所が事故原発から遠く離れた場所にあったりする。チェルノブイリから1500キロ離れたスウェーデンの一部で大量のセシウムが野生動物から検出されているのはそのせいです。日本に1500キロを当てはめてみてくださいねー。あ、でも1500キロ圏内がベッタリと塗りつぶしたように汚染されるわけじゃないので注意してください。一概にどこがダメでどこが完全にクリーンとは言い難いのです。

政府がちゃんと線引きしないからこういう混乱が起きちゃうんだよね。

2.被災者の精神の復旧に全く考慮していない
日本は災害から復旧しなきゃいけない。誰もがそう思ってるはずです。道路や建物や機械の復旧も大事だが、まず深く傷つき悲しみ底に沈んだ人の心が治らなきゃー何も始まりませんよね?

この点があまりにも無視されすぎている現状は被災者をますます苦しめるのみならず、何か大事な議論するときにしばしばここで引っかかってしまい、先に進んでいない気がします。

被災から立ち直ろうとしている人たちの心のケアはまだまだ必要だと私は思う。想像を絶する苦しみから必死で立ち上がって、一生懸命に仕事をした人たちの中に悪意などあるはずが無い。汚染された食物の出荷は止めなければいけないが、農家の人を悪く言うのはやめようよ。何の解決にもならない。

自分が正論だと思っていても、くれぐれも言葉は選んでください。
汚い言葉で憂さ晴らしをして弱者を踏みにじることこそ「ヒトゴロシ」ではないか?
言葉も選べないようでは立派な学者もDQNと同じです。

3.平等…?
日本人が上から押し付けられている「平等」ということ。これ単に政府が国民をいいようにするための縛りじゃないかって気がしてきました。
「フーヒョー」もですけど、「ビョードー」を政府に言われたら疑ったほうが身のためって気がします。
これについてはもう少し時間をかけて考えてみたい。