海外資本が握る原発

この夏はドイツ旅行をしてきたわけですが、原子力発電所が沢山見えたのでビックリしました。全部止まってるらしいですが。中でも驚いたのは以下の体験。

イーダー・オーベルシュタインで瑪瑙を堪能した帰り道。北上し、エルベ川をフェリーで渡ります。

車の中から。サンバイザー(上の黒いところ)からはみ出ているのは、「ちゃんこ三重の海」に置いてあったのをイイナーイイナーと連呼したら店の方が下さった番付うちわです。(陽に透かしてみると無料の広告入りのに番付を糊で貼った、環境に優しい逸品!)

船はゆっくりノンビリと川を進んでゆきます。
みなさま、対岸に見えてまいりましたのは、ブロクドルフ加圧型原子炉でございます♪ (注:そんなアナウンスは流れません)

加圧型はこのような球形をしているらしいですにゃ。
wikipedia:Brokdorf Nuclear Power Plant


そして遠くの河口付近に黒く四角いものが見えてまいりました。ブルンスビュッテル沸騰型原子炉でございます♪

写真中央の少し霞んだ薄黒いもの、わかりますでしょうか。wikipediaの写真も参考にしてもらえるとわかるかも。
wikipedia:Brunsbüttel Nuclear Power Plant
マップ

驚いたことに…ブロクドルフ原発はその20%、ブルンスビュッテル原発は67%を外国の電力会社(スウェーデンのVattenfall社)が所有しているそうです。

外国の電力会社が原発を所有することができるという事実を初めて知って、衝撃を受け、恐怖を感じました。

どういう仕組みになっているのでしょう。

たとえば日本に中国や韓国が原発を建てて運営するということは可能なのでしょうか?

これ、少しは勉強しないと…かなり危ないですね。