ドイツ宝石博物館 ご当地めのうコーナー

Deutches Edelsteinmuseum, Idar-Oberstein,Germany

宝石というより、瑪瑙、水晶、ジャスパーを中心とした標本と工芸作品メインの博物館だと自分は思いました。もちろんダイヤを初めとする貴石や人工石の展示もありましたが、時間が限られていたので素通り…(汗)
写真撮影は入り口で入場料のほかに2ユーロ払えばいくらでもOKなのです!ヘボい写真ですが、凄さを少しでもお伝えしたいので掲載します。

常設展示の第一室は、freisen、Fischbach、Baumholderなどまで含めたこのエリアから産出された瑪瑙の標本です。これらの高品質の瑪瑙が出たからこそ、イーダーオーバーシュタインが宝石の町へと発展していったことを認識させられます。

具象的な絵柄が出たものは好まれます。これはクローバー。

抽象画のようだったり風景のようだったり。柄を生かしたカットですよね!とても綺麗な色でした。

こちらはスモーキーなピンクの薔薇のよう。バランス良いですねー

アメシスト晶洞の中に黄色いカルサイト。鉱山でも良く見たタイプですが、とても綺麗な標本です。

不透明のカーネリアンの層の中に、薄っすらと紫に色づいた水晶。これもご当地の典型的なものらしい。

球状ではなく、不定形な脈状に伸びている縞瑪瑙。色合いがとても綺麗でした。

マットカラーのポーセリンのようなタイプばかりご紹介しましたが、鉱山で見たとおり透明感のあるものも存在します。ですがこの産地の醍醐味はこの不透明タイプかなーと自分は思いました。